日本の「ジャズドラムスの神様」と称えられるジャズ・ドラマー「ジョージ川口」の'83KINGのPADDLE WHEELからリリースされたシリーズ"スーパー・ドラムス"の第二弾アルバム。アレンジ「上田力」。名ドラマーのジーン・クルーパー に捧げた作品。全編スイング・ジャズのスタンダードを新鮮なフォー・ビート感覚で再現した快演アルバム！！
CONDITION(DISK/JACKET):EX/EX
FORMAT:LP / ***アナログレコードです。CDではありません***
LABEL:PADDLE WHEEL
CAT#:K28P-6225
COUNTRY:JPN
YEAR:1983
DETAIL
帯付。COATING JACKET角打ち。解説INSERTヤケ。
COMMENT
50年代に名モダン・ジャズ・バンド「ビッグ4」を率い人気を博した日本の「ジャズドラムスの神様」と称えられるジャズ・ドラマー「ジョージ川口」の'83KINGのPADDLE WHEELからリリースされたシリーズ"スーパー・ドラムス"の第二弾アルバム。前回は1979年でベテラン、若手総勢11人（鈴木勲、市川秀男、松本英彦、清水靖晃、大友義雄、沢井原児、中沢健次、岡野等、塩村修、及川芳雄）でのライヴ録音作でピアニスト上田力と市川秀男が編曲を担当していました。今回もアレンジは和モノ・フリークには本作「警視庁殺人課」や1980年のディープなJAZZ FUNK〜FUSIONを聴かせたリーダー・アルバム"FLYING EASY"等の作品で知られ、早くからファンクやブラジル音楽に傾倒し本格派なサウンドを志向した和モノ・フリークには絶対ハズセナイ、ピアニスト「上田力」はそのままに日本のサックス奏者「マルタ / MALTA」が担当。演奏は荒木敏男、岡野等、ゲイリー・ウォフシー、松本治、及川芳雄、MALTA、大友義雄、中村誠一、佐藤週哉、小川俊彦、古野光昭によるスーパー・バンド！！前回はスティヴィー・ワンダーやアース・ウィンド&ファイヤー等、当時のソウル、ディスコ、フュージョン・ナンバーを取り上げた作品でしたが、今回はジャズ史に残る名ドラマーのジーン・クルーパー (GENE KRUPA)に捧げた作品。ジーン・クルーパーがトリオ編成時チャーリー・ベンチュラのテナー・サックス・ソロをフイーチャーした名演でも知られるスタンダードをアップ・テンポのモダン・スィンガーに仕上げたジョージ川口の迫力あるドラミングが聴きモノの"DARK EYES"、カウント・ベーシーのテーマにもなるジャンプ・ナンバーを取り上げた"ONE O'CLOCK JUMP"、ジーン・クルーパーの十八番ナンバーでブギウギのビート強調したピアノが印象的な"DRUM BOOGIE"、トミー・ドーシー楽団のビッグバンド古典をパワフルなスイング感で取り上げた"OPUS ONE"、カウント・ベーシーの名演でオナジミのスイング名曲を軽快に取り上げた"SING,SING,SING"(中盤のドラム・ソロもナイス!!!!)、古いスタンダードを上田力がミディアム・テンポにアレンジした"AFTER YOU'VE GONE"、ガーシュィン兄弟作のスタンダードをMALTAのアレンジによりアップ・テンポに仕上げた"I GOT RHYTHM"等、全編スイング・ジャズのスタンダードを新鮮なフォー・ビート感覚で再現した快演アルバム！！
TRACK LIST
A1,DARK EYES
A2,ONE O'CLOCK JUMP
A3,DRUM BOOGIE
A4,OPUS ONE
B1,SING,SING,SING
B2,AFTER YOU'VE GONE
B3,STOMPIN' AT THE SAVOY
B4,I GOT RHYTHM
